スポーティなデザインが魅力的!タキメーターを搭載した腕時計10選
タキメーターは、レーサー向けにつくられた機能です。スポーティなデザインが多くの人気を集めています。
今回はタキメーターの使い方を中心に説明していきます。オススメするモデルもブランド別に紹介するので、購入検討の参考にしてください。
【タキメーターとは?使い方と応用】
タキメー ターとは、平均速度を求める機能のことです。特定の経過時間を計測するクロノグラフとあわせて使用するのが基本になります。
ここでは、使い方を解説していきます。この解説を読んで、正しい使い方を覚えてほしいと思います。
■クロノグラフの使い方
クロノグラフを使うときは、最初に2時の位置についているプッシュボタンを押します。1回押すと計測を開始できます。
ストップするときに押すのも2時の位置にあるボタンです。リセットをするときは、必ずストップしてから4時の位置についているボタンを押します。
■基本的な使い方
はじめに、クロノグラフで1km走行するのにかかる時間を計測します。ストップしたときに、クロノグラフの針が指しているタキメー ターの数字が1kmの平均速度(時速)です。
例えば、1kmを30秒で走行したときに、クロノグラフの針がタキメー ターの目盛りで指すのは「120」です。この場合の平均速度は、時速120kmということがわかります。
■タキメーターの応用!作業量の算出方法
タキメー ターを使うと1時間当たりの作業量を算出することも可能です。例えば、1回の作業に30秒かかるとします。
クロノグラフ針がタキメー ターの目盛りで指すのは、さきほどと同じ「120」です。従って、1時間に120回の作業ができる計算になります。
【高い人気!ロレックス コスモグラフ デイトナ2選】
Rolex(ロレックス)は、1905年にイギリスで創業したブランドです。ケースに裏ブタをねじ込んだオイスターケースを生み出しました。
ロレックスはブランドの希望小売価格より、市場価値の方が高くなる傾向があります。ベゼルと文字盤のカラーリングにも注目してください。
■ロレックス コスモグラフ デイトナの魅力
ロレックス コスモグラフ デイトナは、1963年に誕生しました。ロレックスで、唯一クロノグラフを搭載したコレクションになります。
タキメー ターが付いているのは、外側にあるベゼルの部分です。文字盤とベゼルのカラーリングによって、異なる印象を与えます。
■ロレックス コスモグラフ デイトナ 116509-0072
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ロレックス コスモグラフ デイトナ 116509-0072の仕様:
直径:40mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー4130)
パワーリザーブ:約72時間
防水:10気圧(100m)
スチールカラーの文字盤に、ブラックのカウンターを合わせたモデルです。8分の1秒単位で計測できます。
搭載しているのは、30分積算計と12時間積算計です。ケースとブレスレットには、ホワイトゴールドを使用しています。
■ロレックス コスモグラフ デイトナ 116519/30
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ロレックス コスモグラフ デイトナ 116519/30の仕様:
直径:40mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー4130)
パワーリザーブ:約72時間
防水:10気圧(100m)
ブラックパールの文字盤にグレーのカウンターを組み合わせたモデルです。インデックスには、ダイヤモンドを使用しています。
8分の1秒単位で、12時間まで計測可能です。ホワイトのケースに、ブラウンのレザーストラップを合わせています。
【豊富なデザイン!タグホイヤー カレラ2選】
TAG Heuer(タグホイヤー)は、1860年にスイスで創業しました。カーレースを意識した時計が多くなっています。
タグホイヤー カレラは、ロードレースからインスピレーションを得て誕生しました。ここでは、タグホイヤー カレラの自社ムーブメント搭載モデルを紹介していきます。
■タグホイヤー カレラにも搭載!タグホイヤーの自社ムーブメント
タグホイヤーは、外側のベゼルにタキメー ターを搭載していることが多いです。積算計などの位置は、ムーブメントの種類によって異なります。
タグホイヤーは2015年にホイヤー01、2017年にホイヤー02と2種類の自社ムーブメントを発表しました。どちらも赤いコラムホイールが、特徴として挙げられます。
■タグホイヤー カレラ CBG2A91.FT6173
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タグホイヤー カレラ CBG2A91.FT6173の仕様:
直径:45mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバーホイヤー02)
パワーリザーブ:約80時間
防水:10気圧(100m)
スケルトンの文字盤が特徴的なモデルです。クロノグラフは、4分の1秒単位で計測できます。
3時の位置に付いているの30分積算計と、9時の位置に付いている12時間積算計はどちらもシルバーのカウンターです。ベゼルとケースには、ブラックのチタンを使用しています。
■タグホイヤー カレラ CAR208Z.BF0719
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タグホイヤー カレラ CAR208Z.BF0719の仕様:
直径:43mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバーホイヤー01)
パワーリザーブ:約50時間
防水:10気圧(100m)
ダークグレーの文字盤が、印象的なモデルです。スモールセコンドは9時の位置で、日付表示窓は3時の位置に付いています。
30分積算計は12時の位置で、12時間積算計は6時の位置です。ケースとブレスレットには、グレーのチタンを使用しています。
【パーツへの負担が少ない!オメガ スピードマスター2選】
OMEGA(オメガ)は、1848年にスイスで創業しました。オメガのスピードウォッチは、NASA(アメリカ航空宇宙局)でも採用しています。
オメガの特徴は、過去の作品からインスピレーションを得て生み出したモデルに手巻き式のムーブメントを採用することです。全てのモデルではありませんが、駆動方式にも注目してください。
■オメガのコーアクシャル機構
オメガは、タキメー ターを外側のベゼルにつけることが多くなっています。多くのモデルで、コーアクシャル機構を搭載しているのも特徴のひとつです。
コーアクシャル機構は、パーツの摩耗を防ぐ仕組みです。オメガの時計は、他のブランドの時計に比べてオーバーホール(分解掃除)の頻度が少なくなっています。
■オメガ スピードマスター クロノスコープ 329.33.43.51.02.001
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オメガ スピードマスター クロノスコープ 329.33.43.51.02.001の仕様:
直径:43mm
ムーブメント:手巻き(キャリバーオメガ9908)
パワーリザーブ:約60時間
防水:5気圧(50m)
1940年代に登場したスネイルデザインからインスピレーションを得て、2021年に発表したモデルです。タキメー ター(速度計測)、テレメーター(距離計測)、パルスメーター(脈拍計測)を渦巻き状に配置しています。
クロノグラフ機能は、12時間まで計測可能です。シルバーのケースは、シースルーバック構造になっています。
■オメガ スピードマスター’57 331.20.42.51.01.002
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オメガ スピードマスター’57 331.20.42.51.01.002の仕様:
直径:41.5mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバーオメガ9300)
パワーリザーブ:約60時間
防水:10気圧(100m)
ブラックの文字盤にレッドゴールドの針とインデックスを組み合わせたモデルです。日付表示窓は、6時の位置に付いています。
クロノグラフに使用する60分積算計と12時間積算計が付いているのは3時の位置です。ケースとブレスレットには、ステンレススチールとレッドゴールドを使用しています。
【魅せる時計!ゼニス クロノマスター2選】
ZENITH(ゼニス)は、1865年にスイスで創業しました。1969年に、世界初の自動巻きクロノグラフムーブメント「エルプリメロ」を開発しました。
エルプリメロは、振動数が36,000振動のハイスピード仕様です。クロノグラフ針の動きにも注目することをオススメします。
■「ゼニス クロノマスター」と「ゼニス クロノマスター スポーツ」
ゼニス クロノマスターは、1994年に誕生しました。2020年頃から文字盤の一部をくり抜いたオープン仕様が主流になっています。
ゼニス クロノマスター スポーツは、2021年に誕生した新作コレクションです。2つのモデルには、ケースとブレスレットが一体型になっているなどの違いがあります。
■ゼニス クロノマスター エルプリメロ 03.2040.4061/01.C494
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ゼニス クロノマスター エルプリメロ 03.2040.4061/01.C494の仕様:
直径:42mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバーエルプリメロ4061)
パワーリザーブ:約50時間
防水:10気圧(100m)
シルバーの文字盤に、ブルーのクロノグラフ針が目立つモデルです。30分積算計と12時間積算計を搭載しています。
タキメー ターが付いているのは、インナーベゼル(文字盤の一番外側)の部分です。10時の位置の文字盤がくり抜かれています。
■ゼニス クロノマスター スポーツ 03.3100.3600/69.M3100
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ゼニス クロノマスター スポーツ 03.3100.3600/69.M3100の仕様:
直径:41mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバーエルプリメロ3600)
パワーリザーブ:約60時間
防水:10気圧(100m)
ホワイトの文字盤にブルー、グレー、シルバーと3色のカウンターを組み合わせたモデルです。60秒積算計と60分積算計を搭載しています。
ケースとブレスレットは、シルバーのステンレススチール製です。ブラックのセラミック製ベゼルに、タキメ ーターが付いています。
【パイロットのために!ブライトリング クロノマット 2選】
Breitling(ブライトリング)は、1884年にスイスで創業しました。専用プッシュボタンを備えたクロノグラフ腕時計を生み出しています。
ブライトリングは、パイロット向けの時計が多くなっています。計器のようなデザインの時計が特徴的です。
■パイロット向けに誕生!ブライトリング クロノマット
ブライトリング クロノマットは、1942年に誕生しました。世界で初めて回転計算尺(速度や燃費の算出をベゼル上でおこなう機能)を、搭載したコレクションとして知られています。
ブライトリング クロノマットは、インナーベゼル(文字盤の外側)にタキメータ ーを搭載しているモデルが多いです。回転式ベゼルの4か所にツメが付いたライダータブも特徴になります。
■ブライトリング クロノマット AB042011/Q589
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ブライトリング クロノマット AB042011/Q589の仕様:
直径:44mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー04)
パワーリザーブ:約70時間
防水:20気圧(200m)
2018年に登場したモデルです。ブラウンの文字盤に、ホワイトのカウンターを合わせています。
搭載している機能は30分積算計と12時間積算計で、4時と5時の間に日付表示窓がついています。インデックスの外側のベゼルに、24までの数字が振られています。
■ブライトリング クロノマット AB0134101C1A1
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ブライトリング クロノマット AB0134101C1A1の仕様:
直径:42mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバーB1)
パワーリザーブ:約70時間
防水:20気圧(200m)
2020年頃に登場したモデルです。ブルーの文字盤にブラックのカウンターを組み合わせています。
30分積算計と12時間積算計を搭載しており、日付表示窓は6時の位置にあります。潜水時間を計るのに便利な逆回転防止ベゼル付きです。
【まとめ】
今回は、タキメーターを搭載したモデルを紹介しました。タキメーターを使用することで、速度や作業時間の平均を算出することが可能です。
クロノグラフやタキメーターを搭載したモデルはパーツが複雑なので、正しく使用することをオススメします。