おすすめ文字盤を社会人に!

2021年11月5日
おすすめ文字盤を社会人に!

腕時計は決して安いものではないため、適当に購入し装着してみて、気に入らなければすぐに新しい腕時計を買い直す、ということはなかなかできないものです。では、愛着を持って一つの時計と長く付き合っていくにはどうしたら良いのでしょう?それは、できる限り自分で納得のいくものを選び抜く以外にありません。そこで、ここでは腕時計の「顔」とでも呼ぶべき文字盤に注目し、社会人に相応しい文字盤の選び方を紹介します。 

腕時計の顔!文字盤とは?

左上:ロレックス 116610 LN 左下:IWC IW371446 右下:ロレックス 116500LN Black 右上:パテックフィリップ 5711/1A-010

文字盤とは、時計や計器などについている文字・数字・記号を記した盤を指します。アナログ時計では1~12の数字が右回りにぐるっと一周並べられていますね。腕時計の中で最も目立つパーツのため「腕時計の顔」と呼ばれたりもします。メーカーの個性が色濃く反映されるパーツでもあり、かつベルトと違い取り換えの利かないパーツでもあります。人間でいうならばベルトが服装で、文字盤は顔立ちとなるでしょう。

また、文字盤はその色によって呼び方が変わります。例えば黒色だと「黒文字盤」、青色だと「青文字盤」といった具合に、わかりやすく色ごとに分けて呼ばれます。

腕時計の文字盤のデザインの種類

左側:ハミルトン H38416141 右側:ハミルトン H70605143

デザインと一口にいっても、その種類は実に豊富です。数字や記号、色や形など、さまざまな差異があります。「腕時計を見ればその人の性格がわかる」とまで言う人もおり、自分が気に入るものを選ぶと同時に、他人が見てどう思うかということも考えて選びたいものですね。

社会人として落ち着いた印象を与えるのは、時計としての機能を最低限具えただけのデザインのものです。あまり華美でなく、どちらかというとシンプルなものが好まれる傾向にあるでしょう。そういったデザインは、特に黒文字盤や青文字盤のものに多く見られます。

腕時計の文字盤の色が与える印象

左上:ロンジン L28204962 左下:ロンジン L22854586 右下:ロンジン L23205767 右上:ロンジン L37182666

数字や記号の種類だけでなく、文字盤の色そのものもやはり多種多様です。同じ型の時計でも色によって与える印象はまるきり変わってきます。例えば、軽い遊び心を滲ませたい、そんなわずかな隙を演出したい方には、明るい色合いのものがおすすめです。白文字盤や赤文字盤などを採用した腕時計ですね。見た目も華やかで、暖かく柔らかい印象になるでしょう。ベルトも同様の印象を与える革製のものがよく似合います。

また、洗練された大人っぽさを演出するのにおすすめなのは、やはり黒文字盤や青文字盤といった静かな色合いのものです。黒や青は冷静沈着なイメージに結び付きやすく、知的な印象を強く与えます。無機質でびしっと決まった印象を与えるチタン製やステンレス製のベルトを相性が良いです。メーカーが初めからそういった方向性を目指していますから、デザインも落ち着いた社会人らしいものが多い傾向があります。あまり華美でなく、硬派なものが基本となるので、ビジネスの場からプライベートの場まで、問題なく着用することができます。時と場所を選ばないのも黒文字盤や青文字盤の腕時計の魅力の一つと言えるでしょう。

文字盤の数字について

左側:ハミルトン H78585333 右側:ハミルトン H82315131

文字盤に数字がでかでかと刻まれたものから、12と6だけは数字、他は線が引いてあるだけのもの、数字すべてが線に置き換えられたものまであります。明るい印象の腕時計だと、例えば白文字盤に洒落たフォントの黒の数字が刻まれていたりします。メリハリが効いたデザインですね。

一方、落ち着いた印象の腕時計だと、数字の代わりに線などでしるしが刻まれているものがよく見られます。黒文字盤や青文字盤では、あえて数字を無くすことでメタリックな色合いをより強調できます。ただ、時計の針の位置で時間はわかりますから、数字の有無で実用性は変わらないと心得ておきましょう。

まとめ

文字盤は腕時計を選ぶ際に重要なポイントです。腕時計は実用品でありながら、同時に装飾品でもあります。自分が着けてどう思うかと同時に、他人から見てどう思われるかまでしっかりと考えなくてはなりません。自分が与えたい印象をより強め、自在に操ることができる腕時計は社会人の必需品です。ぜひお気に入りの一本を探し出してみましょう! 

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