腕時計の不調は帯磁が原因?帯磁に強い腕時計10選!

2022年8月22日
腕時計の不調は帯磁が原因?帯磁に強い腕時計10選!

機械式腕時計は、個人のステータスを示すアイテムのひとつとして高い人気をほこります。機械式腕時計を使うときに気をつけたいのが磁気帯びです。

機械式時計の帯磁は、パソコンなどの電子機器から発せられる磁力で起こります。今回は、磁気に強い時計を紹介していきます。

【帯磁に要注意!腕時計の帯磁と帯磁抜き】

パソコンやスマートフォンなど、磁力を発生させる機械は数多くあります。磁力を発生させる道具の近くに腕時計を置くと生じるのが、腕時計の帯磁です。

腕時計の磁気帯びは、時計にある不調の原因のひとつです。ここでは、帯磁と帯磁抜きについて説明をしていきます。

腕時計の帯磁とは?

金属は、帯磁の影響を受けると磁力を一時的に持つ性質があります。一度帯磁(磁化)した金属は、磁力の発生源から離したあともしばらく磁力を保ち続けます。

腕時計の帯磁(磁化)とは、磁力の発生源に腕時計を近づけたときに、腕時計内部の金属が磁力を持った状態になることです。腕時計内部のパーツが磁力を持つと、部品の位置がずれたり正常に動かなくなったりします。

機械式時計は要注意!帯磁すると現れる症状

腕時計の中で特に磁気不良になりやすいのが、ゼンマイで動く機械式時計です。機械式時計は、動力源である「ひげゼンマイ」に磁力の影響を受けやすい金属を使用しています。

磁気不良になると、磁力を持った金属同士で引き寄せあって歯車などの位置がずれて故障につながる危険性が高いです。「ひげゼンマイ」の伸縮が乱れて、正確な時間を刻めなくなります。

帯磁した腕時計は抜きをしよう!調べ方と抜きの方法

腕時計に帯磁してしまった状態を調べるために、有効なアイテムは方位磁針(コンパス)です。磁気帯びした腕時計を方位磁針に近づけると、磁力に反応して方位磁針の針が振れます。

帯磁した腕時計は、帯磁抜きが必要です。専用の帯磁抜き機があれば個人でも可能ですが、確実に時計の帯磁抜きをするなら専門家やメーカーに依頼することをオススメします。

【技術者のために作られた時計!IWC インヂュニアとロレックス ミルガウス】

腕時計の中には、パイロットやカーレーサーなど特定の職業にターゲットを絞ったモデルもあります。1950年代から1960年代の間に登場したのが、エンジニア向けに開発した高耐磁時計です。

ここでは、IWCロレックスがエンジニア向けに開発した時計を紹介していきます。他のコレクションにはないデザインにも注目してください。

エンジニア向けの腕時計!IWC インヂュニアの魅力

IWCは、早くからパイロットウォッチの製造に力をいれていました。精密機器が並ぶ飛行機内で時計の精度をたもつために、パイロットウォッチも高い耐磁性が求められます。

IWCが軟鉄製のインナーケース文字盤ムーブメントを保護することで、磁気の影響を受けにくくしました。1955年に登場したIWC インヂュニアでは、磁力に強いゼンマイを使用しています。

■IWC インヂュニア IW357001

磁気

IWC インヂュニア IW357001の仕様:

直径:40mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー35111)

パワーリザーブ:約42時間

防水:12気圧(120m)

シルバーの文字盤に、シルバーの針とインデックスを組み合 わせたモデルです。3時の位置に日付表示窓がついています。

針とインデックスだけでなく、文字盤の一番外側の部分にもドット状に夜光塗料を施したデザインが特徴的です。ステンレススチール製ケースに、ブラックのアリゲーターストラップを合わせています。

■IWC インヂュニア クロノグラフ IW380802

磁気

IWC インヂュニア クロノグラフ IW380802の仕様:

直径:42.3mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー69375)

パワーリザーブ:約46時間

防水:12気圧(120m)

ブルーの文字盤に、シルバーの針とインデックスを組み合わせたモデルです。クロノグラフ機能を搭載しており、30分積算計と12時間積算計が付いています。

文字盤の一番外側のインナーベゼルに付いているのは、速度計測に便利なタキメーターです。ケースは、裏側からムーブメントが見えるシースルーバック構造になっています。

稲妻型の秒針が目印!ロレックス ミルガウスの魅力

ロレックス ミルガウスは、1956年に誕生しました。オレンジ色の稲妻型の秒針が、特徴のひとつです。

2007年からは、グリーンのグラデーションが美しいクリスタルを風防に使用することになりました。強磁性の合金でつくったシールドで、ムーブメントを包み込んでいます。

■ロレックス ミルガウス 116400 GV Blue/GV-Z

ロレックス ミルガウス 116400 GV Blue/GV-Zの仕様:

直径:40mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー3131)

パワーリザーブ:約48時間

防水:10気圧(100m)

ブルーの文字盤に淡いブルーの蛍光塗料を施したインデックスを組み合わせたモデルです。オレンジ色の稲妻型の秒針が目をひきます。

文字盤を守る風防を使用しているのは、グリーンサファイアクリスタルです。薄いグリーンのグラデーションになっているこのガラスは、ミルガウス専用としてつくられています。

■ロレックス ミルガウス 116400 White

ロレックス ミルガウス 116400 Whiteの仕様:

直径:40mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー3131)

パワーリザーブ:約48時間

防水:10気圧(100m)

2007年頃に登場したモデルで、初代モデルと同じオレンジ色の稲妻型の秒針を搭載しています。

ホワイトの文字盤とオレンジのインデックスは、ポップな印象が強いです。時計のデザインは、セカンドモデルを参考にしています。

【スポーティな機械式時計!高耐磁時計6選】

エンジニア向けに限らず、高耐磁性を重視するブランドは数多く存在します。ここでは、機械式時計を製造するブランドの中でも高耐磁性に優れたブランドを紹介していきます。

グランドセイコーのメカニカルやヴァシュロンコンスタンタンオーヴァーシーズは、オンオフに関係なく使いやすいのが特徴です。主に軍用時計を製造してきたパネライルミノールにも注目してください。

■グランドセイコー メカニカル STGR207

グランドセイコー メカニカル STGR207の仕様:

直径:34.8mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー9S61)

パワーリザーブ:約72時間

防水:10気圧(100m)

波模様のはいったピンクの文字盤が美しいモデルです。針とインデックスは、シルバーカラーになっています。

ケースとブレスレットは、スレンレススチール製です。女性も使いやすいサイズ感になっています。

■グランドセイコー メカニカル SBGJ237

グランドセイコー メカニカル SBGJ237の仕様:

直径:44.2mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー9S86)

パワーリザーブ:約55時間

防水:20気圧(200m)

ミッドナイトブルーの文字盤に、シルバーの針とインデックスを組み合わせたモデルです。ケースとブレスレットには、シルバーのステンレススチールを使用しています。

ブルーとホワイトの回転式ベゼルも特徴的です。別の場所の時刻を示すGMT機能を搭載しており、3か所の時刻を同時に表示することができます。

一体的なデザイン!ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズの魅力

ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズは、1996年に登場しました。1977年にヴァシュロンコンスタンタン創業222周年を記念して、登場したモデルからインスピレーションを得ています。

ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズは、ケースとブレスレットが一体的なデザインになっているのが特徴的です。軟鉄製インナーケースを採用しているので、帯磁の影響を受けにくくなっています。

■ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズ デュアルタイム 47450/B01A-9226

ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズ デュアルタイム 47450/B01A-9226の仕様:

直径:42mm

ムーブメント:自動巻き

防水:15気圧(150m)

ホワイトの文字盤に、黒で縁取りした針を組み合わせたモデルです。2時の位置に付いているカウンターに、日付が表示されます。

ケースとブレスレットは、シルバーのステンレススチール製です。GMT機能を搭載しており、12時の位置に第二時間帯の時刻と昼夜が表示されます。

■ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズ クロノグラフ 49150/000A-9017

ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズ クロノグラフ 49150/000A-9017の仕様:

直径:42mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー1137)

防水:15気圧(150m)

シルバーの文字盤にグレーのカウンターを組み合わせたモデルです。赤いクロノグラフ針は、スポーティな印象を与えてくれます。

クロノグラフ機能で使用するのは、3時と9時の位置についたカウンターです。ステンレススチール製ケースに、ブラックのストラップを合わせています。

軍用時計ならではの耐久性!パネライ ルミノール サブマーシブルの魅力

パネライは、蛍光塗料を塗った板を文字盤で挟み込む製法が特徴のブランドです。パネライが製造する時計は、主にリューズガードが付いたルミノールとリューズガードが付いていないラジオミールの2種類にわかれます。

パネライ ルミノール サブマーシブルは、1956年にパネライがエジプト海軍のために開発したモデル「エジツィアーノ」からインスピレーションを得て誕生しました。元々、軍用を想定してつくられたモデルなので、耐水性や耐磁性がかなり高くなっています。

■パネライ ルミノール サブマーシブル クロノ ギヨーム・ネリー エディション

PAM00982

パネライ ルミノール サブマーシブル クロノ ギヨーム・ネリー エディション

PAM00982の仕様:

直径:47mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバーP.9100)

パワーリザーブ:約72時間

防水:30気圧(300m)

フランス人で、フリーダイビング(素潜り)の世界チャンピオンであるギヨーム・ネリーに敬意を払って誕生したモデルです。チタン製ケースの裏側には、ギヨーム・ネリーの署名が刻印されています。

シャークグレーの文字盤に合わせているのは、ブルーのクロノグラフ針です。ブルーのセラミック製逆回転防止ベゼルは、海のイメージにピッタリあいます。

■パネライ ルミノール サブマーシブル 1950 PAM01305

パネライ ルミノール サブマーシブル 1950 PAM01305の仕様:

直径:47mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバーP.9010)

パワーリザーブ:約72時間

防水:30気圧(300m)

ブラックの文字盤に合わせているのは、ホワイトのドット柄のインデックスです。日付表示窓は、3時の位置に付いています。

ケースに使用しているのは、軽くて丈夫なチタンです。逆回転防止ベゼルにもドット柄のマーカーが付いています。

【まとめ】

今回は、磁気に強い時計を紹介しました。高耐磁性時計は磁力を等しにくい軟鉄製のインナーケースを使用したモデルが多くなっています。

高耐磁性腕時計は、スポーティなデザインが多いのも特徴になります。現代社会で安心して使用できる機械式腕時計に、今後も注目することをオススメします。

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