タンク

カルティエ タンク 腕時計

カルティエの人気モデル「タンク」。洗練された角型のデザインが特徴で、タンクフランセーズやタンクアメリカンはカルティエ時計の中でも5本指に入るほどの人気です。このタンクモデルが誕生するきっかけとなったのが、第一次世界大戦です。「戦争と時計に何の関係があるの?」と思うかもしれませんが、実はタンクは戦車からヒントを得て作られたといわれています。ルイ・カルティエは戦車が通った跡からこのデザインを思いつき、1919年に初代モデルの「タンクノーマル」を発表しました。その後、「タンクサントレ」や「タンクアギシェ」など様々なタンクモデルが誕生します。中には中国の寺の正門をデザインに取り入れた「タンクシノワ」というデザインもあります。タンクは100年もの長い間、時計愛好家たちに愛されてきました。初代から変えることのなかった基本的な型の中で、エレガント・ゴージャス・スタイリッシュなど様々なデザインを表現しています。その1つ1つに物語があり、時計の魅力を引き立てるのでしょう。

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カルティエの歴史ある腕時計「タンク」

カルティエタンクの歴史

カルティエはこれまでいくつものアイコンウォッチを発表してきました。どの腕時計も高級宝飾ブランドらしいおしゃれさや繊細さを備えたもので、世界中で愛される時計となっています。その中でも長い歴史を誇る腕時計モデルの一つが「タンク」でしょう。その歴史は古く、1917年までさかのぼることができます。そのモチーフとなっているのはなんと「戦車」です。1917年は第一次世界大戦が終結する直前であり、この世界大戦を終結させるのに大いに貢献したマーク1型戦車のフォルムにヒントを得て1919年に市販化されました。1919年の最初の市販化以来非常に多くのモデルが発表されており、人々になじみ深い腕時計のモデルの一つとなっています。

カルティエタンクの特徴

カルティエのタンクのもっとも大きな特徴、それはやはり戦車からヒントを得た四角いデザインでしょう。1917年といえば戦争の真っただ中であり、腕時計といえば懐中時計にベルトを取り付けたものばかりでした。それにもかかわらずタンクは四角いデザインを採用し、まさに次世代の腕時計となっていったのです。さらにタンクは幾何学的な直線性を強調しており、これが100年以上にわたって人々を魅了している理由の一つとなっています。さらにカルティエが称賛される別の理由が、この基本的なデザインをずっと維持したまま膨大な数のラインナップを発表してきたということです。

カルティエタンクの代表的な時計~タンクアメリカン~

タンクアメリカンは1989年に発表されたモデルであり、縦長のシャープなデザインが人気を集めました。当時は大きな重厚感のある時計が流行していたにもかかわらず、常に時代の先を行くカルティエはおしゃれでありながら繊細さが際立つタンクアメリカンを発表し世界を驚かせました。

カルティエタンクの代表的な時計~タンク アン グレーズ~

「タンク アン グレーズ」は2012年に発表されたモデルです。最初期のタンクの特徴をできる限り忠実に再現したモデルとなっており、メタリックなケースとブレスレットが重厚感を時計に与えています。

カルティエタンクの代表的な時計~タンクMC~

「タンクMC」は繊細さが特徴だったタンクアメリカンなどとは一線を画しています。どちらかというと男性らしい力強いデザインが特徴です。アリゲーターストラップで高級感を醸し出しつつもメタリックなケースや文字盤が重厚感を与えています。自社製のムーブメントも搭載しており、お値段も100万円台と比較的お手頃です。

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