GMTマスター

ロレックス GMTマスター 腕時計

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ロレックスGMTマスターについての豆知識

ロレックスGMTマスターは1953年に発表された、パイロット向けの特殊時計です。当時のロレックス社は特殊な職業者向けの時計を多く開発していて、世界中の人たちに同社が持つ高い性能をアピールするために作られたとも言われます。この時計の特殊性は異なる2つの時間帯をひとつの時計で表示できることです。今回はロレックスが発明した、GMTマスターの豆知識を詳しく紹介していきます。

Category Point 1

GMTマスターが作られた理由は

ロレックスGMTマスターのGMTはグリニッジ、ミーン、タイムの略です。グリニッジはイギリス、ロンドン市内にある天文台の名称で世界標準子午線の基準となる天文台になります。この腕時計は1937年に世界初の太平洋横断航路を開設した「パンアメリカン」航空社の依頼で、ロレックス社がパイロット向けに納入した製品です。パンナムが2つの時間帯を同時に表示できる時計をリクエスト、ロレックスが開発しました。

Category Point 2

シンプルで使いやすい

1950年に入り、旅客機はターボ・フロップエンジンからジェットエンジン時代に入ります。そのため旅客機の飛行時間も短縮されて、世界の異なる時間帯を瞬く間に越える能力を備えるようになったのです。ロレックスが開発したGMT機能は極めてシンプルで、操作はベゼルを回すだけで異なる時間帯を表示します。現在他の時計ブランドでも、2つの異なるタイムゾーンを表示する腕時計があります。そのほとんどはコンプリケーションウォッチが主です。ワールドタイマーウォッチと称して、都市にダイヤルを合わせて内部機械の複雑な動きで時間表示が変わります。ロレックスのGMT機能はパイロットがシンプルな操作だけで時間表示を可能にした、実用的な機能です。

Category Point 3

昼と夜をベゼルの色で表示

ロレックスGMTマスターはパン・アメリカン航空へ公式時計としてパイロットたちに提供されます。その最大の特徴はベゼルの色が赤と青の2色に色分けされていることです。これはパイロットが時計を見るだけで昼夜の区別ができるように、上下を2つのゾーンに色分けされています。この初期モデルは通称「ペプシ」というニックネームで愛好家の間から呼ばれています。これは海外のオークションハウスでも良く使わているニックネームです。

Category Point 4

航空機の発展を支えた腕時計

ロレックスのGMTマスターはパン・アメリカン航空以外の航空会社でもパイロット用時計として採用されています。また1947年にアメリカ空軍によって行われてきた、「音速の壁を突破する実験」でもロレックス社は空軍へ支援をしています。人類初の音速の壁を突破したパイロット、チャック・イエーガー氏もGMTマスターを着用していたのです。後にロレックスは音速突破を記念した2007年同社の宣伝でチャック・イエーガーの業績を讃え、彼を起用しています。このようにGMTマスターは航空機の発展をサポートしてきた腕時計なのです。

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