セイコー セイコー セレクション 腕時計
日本を代表する国産腕時計メーカーであるセイコーなのですが、そのラインナップのひとつにセイコーセレクションというものがあります。セイコーにはスピリットというブランドがあったのですが、そのスピリットが廃止されて、再編されたのがセイコーセレクションです。セイコーセレクションではメンズ腕時計だけでもかなりのラインナップがあり、選択肢も豊富です。
その一方で、限定販売のモデルも少なくなくありません。発売本数に限りがある製品もこれまでに多数リリースされていますので、「限定」「限定品」という言葉に弱いという方にとってはたまらないシリーズといえるでしょう。人と差をつけることもできます。それでいて、ムーヴメントの精度も高く、長く使っていっても正確な時間を刻んでくれます。
防水性能はそれぞれで異なりますが、防水性能の高いものを選べばアクティブに使っていきたいという方でも安心です。さまざまなシーンで使っていくことができる上に、性能や機能の面でもかなりの質の高さを誇っています。これだけの条件をそろえてもなおセイコーの中で手頃な価格帯となっているのがセイコーセレクションの魅力でもあります。
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セイコーが世界に認められる理由
高級時計といえばスイス。その概念を覆したのがセイコーです。セイコーの精密な技術と、奥ゆかしいながらにも華やかさを兼ね備えたデザインは、幅広い世代で愛されています。ですが、セイコーがなぜここまで世界中の時計愛好家に愛されているのか、どのような偉業を成し遂げてきたのか、その理由を知っていますか?日本が世界に誇るブランドの一つであるセイコーの魅力を、紹介しましょう。セイコーの魅力を再認識するキッカケになるでしょう。
・世界初の偉業
セイコー(正式名称セイコーホールディング株式会社)が誕生したのは、1881年、明治14年の事でした。その頃は、名前も「服部時計店」で輸入時計を販売していました。1892年からは、本格的に時計の製造を開始したのです。そして、セイコーが世界から注目された理由の一つとして、クォーツ時計の小型化の成功でした。クォーツ、つまり水晶の性質を生かした時計は1927年にアメリカで発明され、日本でも1937年に国産のクォーツ時計が開発されました。セイコーも1958年に開発していますが、それはかなりの大型で、腕時計のような小型時計にクォーツ方式を取り入れるのは難しかったのです。ですが、1960年。セイコーは4年後に行われる東京オリンピックでの公式時計を担当する事が決まり、オリンピック用に卓上型クォーツ時計を開発する事となりました。1962年に卓上型のクォーツ時計の開発に成功し、1967年にとうとうクォーツ方式の腕時計のプロトタイプを完成させました。1969年に世界初のクォーツ時計が発売されました。「セイコークォーツアストロン355Q」は、世界中から注目を集める事となりました。
・セイコーの魅力
セイコーの魅力は、何と言ってもその精巧な技術です。なぜこのような精巧さを追求する事が出来たのかと言うと、それはセイコーが「完全マニファクチュールだからです。中でも、ヒゲゼンマイの製造には高い技術が必要とされています。ヒゲゼンマイとは、つまり機械式時計にとっては中心にあるパーツの1つで、ヒゲゼンマイが伸縮する事により、時計は正確な時を刻む事が出来るのです。このヒゲゼンマイの出来で、時計全体の良し悪しは分かれてしまうと言っても過言ではありません。セイコーは、ヒゲゼンマイを含むパーツの1つ1つを完璧に作り上げ、精巧な時計の製作を実現させました。そして、正確に時を刻むと言う事こそが、セイコーの最大の魅力なのです。
・セイコーセレクションが愛される理由
そして、数あるシリーズの中でも、セイコーセレクションが愛される理由の1つは、そのリーズナブルな価格で人気を集めています。ですが、その人気が価格から来ている訳ではありません。そこには、リーズナブルな価格とは思えない高機能な事が挙げられます。耐磁機能が内臓されているので、磁気により時間にズレが生じると言う事もありません。日常生活の中で気軽にセイコーの時計を身につけたいと言う時には、セイコーセレクションはおすすめです。
・ジャパンブランドの再発見
セイコーの時計を身につける事は、改めて日本のブランドの素晴らしさを再認識する事へと繋がります。なぜジャパンブランドがこれほどまでに世界中の人々から注目されるのか。その理由を、自ら身につける事で知る事が出来ます。そして、セイコーの時計の魅力は、その優美なデザインにもあり、贈り物としても最適です。大切な人への贈り物に時計を考えている時には、セイコーの時計を選択肢の1つとして考慮することをおすすめします。
セイコーについての豆知識
1881創業
国産腕時計として日本国内はもちろん、日本の職人が持つ技術力に魅了された海外の愛好家からも人気が高いのが1881年に誕生したセイコーです。 知名度が高い腕時計のブランドが誕生するのはスイスが多いですが、スイスを発祥地として誕生したブランドの多くが1900年代初頭に誕生しているものの、セイコーは1881年の時点で既に創業していたため世界的に見てもいかに歴史が古い腕時計メーカーであるのかがわかります。
SEIKO5
早い段階から優れた設計とデザインが施されていたため1911年にスイスに市場を拡大させたところ、スイスをはじめとする世界各国で大ヒットを連発し特にSEIKO5というモデルはコンクールで栄誉ある賞を総なめにしたり、ブランドの存在感を確固たるものにするきっかけになりました。
世界初クォーツ式の腕時計
元来腕時計は使用前などに手でゼンマイを巻き上げて腕に装着する手動巻きの製品のみでしたが、今日では主流になっている電池を使用して駆動させるクォーツ式の腕時計を初めて販売したのもセイコーの偉業です。長い年月にわたり第一線を走ってきた国産腕時計ブランドのセイコーの中で、世界に最も大きな驚きを与えたモデルが1969年に世界で初めて発売されたクォーツ式のアストロンです。クォーツ式の場合5秒から8秒間が誤差として扱われていましたが、アストロンは1ヶ月間で僅か3秒しか誤差が生じないという著しい正確性を有していました。その後、オリンピックでアスリートの記録を計測するためのタイムキーパーとして採用されたり、ブランドが有している技術力を全て結集して作られたグランドセイコーを旗揚げするなど、腕時計を愛する愛好家達にとって憧れの存在となって歩みを続けています。
優れたデザイン
腕に着用した際にどのような場所に訪れても溶け込む事ができるデザイン性の中に、実直に製品開発に向き合って生み出されたムーブメントが搭載されているという物づくりへの姿勢に対して多くの方々が尊敬の念を抱いていますし、数多くの高級腕時計ブランドを排出しているスイスからも直々に認められています。
世界で初めてGPS機能とソーラー機能
実用性とデザイン性を意識しつつ、最先端の技術と仕組みを用いながら製品開発を進めていく様子は今日においても変わっておらず、世界で初めてGPS機能とソーラー機能を搭載させたモデルを発表したり、ゼンマイで駆動しているもののクォーツ式の腕時計と変わらぬ正確性を有しているモデルがあります。