ジャケ・ドロー グラン・セコンド 腕時計
腕時計ピエール・ジャケ・ドローは時計職人として伝説的な存在です。グラン・セコンドは、彼が好んだ大きな秒針と小さな時分針が上下に並ぶシンプルなデザインの腕時計です。デザインの元となったのは、ポケットウォッチで、リューズの形も合わせてあります。時計として必要最低限のものしかないコンセプトが、こだわりのある大人の雰囲気を感じさせます。ストラップに使われているのはアリゲーターで、少し質素な時計のイメージに高級さと柔らかな印象を与えてくれます。ムーブメントには自動巻きが採用されていて、毎時28.800振動と68時間のパワーリザーブの性能を秘めています。ムーンフェイズディスクを採用したムーンや機構が見えるスケルトンなどのいろいろなデザインがあります。
新品 ジャケ・ドロー グラン・セコンド 腕時計
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ジャケ・ドロー グラン・セコンドについて
ジャケ・ドロー グラン・セコンドは18世紀の技術と芸術を受け継いでいる
ジャケ・ドローはスイスで18世紀に時計工房を構えた職人、ピエール・ジャケ・ドローに社名の由来があります。彼の構えた時計工房は19世紀に廃業します。しかし1996年彼の業績を高く評価し、ブランド化しようとした2つのグループにより復活します。100年以上を経ても忘れられないほど、ピエール・ジャケ・ドローの技術は素晴らしかったのです。復活したブランドもオートマタ技術、文字盤にエナメルを用いる芸術など、ピエール・ジャケ・ドローの精神を継承しています。
ジャケ・ドロー グラン・セコンドはジャケ・ドローを代表するモデル
ジャケ・ドローの中でも代表的なモデルがジャケ・ドロー グラン・セコンド です。ジャケ・ドロー グラン・セコンドは全部で50種類ほどあり、文字盤が縦に2つ並ぶのが特徴です。上の文字盤は時間と分を、下の文字盤は日付と秒を教えてくれます。2つの文字盤は中央部で交差し、雪だるまのような8の形にデザインされています。ベルト部分の色彩はブラックを基調としたものが多く、格式高い印象を与えます。文字盤はブラックやシルバー、ホワイトの3つで大半を占めます。外枠の部分は、ゴールドとシルバーの品が半分ずつとなっています。
ジャケ・ドロー グラン・セコンドの素材
文字盤にはエナメルの高温焼成や18Kレッドゴールドメタルリング、オパーリングシルバーなど様々な素材が用いられています。ケースの素材は18Kレッドゴールドやステンレススティールで作られています。ベルト部分はアリゲーターを使い、手縫いで作られています。ケースサイズは43mmのものや39mmのものがあります。防水は30mなので、多少水に浸かっても大丈夫です。自動巻き式であり、パワーリザーブは65~68時間のものが多くなっています。文字盤だけは様々な素材が使われ、他の部分は限られた素材が使われています。仕様も限定されているモデルです。ジャケ・ドロー グラン・セコンドは文字盤に力を入れているモデルと考えられます。
価格の高さは精密なつくりの裏返し
価格帯は新品の場合100万円を少し超える位のものから、最も高いと400万円を超えるものまであります。中古品では50万円台から100万円を超えるくらいの価格となっています。ジャケ・ドロー グラン・セコンドは職人の手作業により作られます。大量生産ができないため値段が高いのです。高温で焼いたり、彫刻をしたり、細密画を描いたりする作業を経てジャケ・ドロー グラン・セコンドは完成します。天然石や、適切な太さや厚さで書ける筆も必要です。品質を高めるための積み重ねが価格に反映されているのです。
良い素材集めと丁寧な手作りがジャケ・ドロー グラン・セコンドを支えている
19世紀に一度途絶えながら復活したピエール・ジャケ・ドローの技術や芸術は、卓越したものがありました。継承したジャケ・ドローを代表するジャケ・ドロー グラン・セコンドは、2つの文字盤が8の字に重なり合うデザインが特徴です。素材や仕様は文字盤とそれ以外の部分で、多様さに違いがあります。文字盤の多様さこそが、ジャケ・ドロー グラン・セコンド各々の時計に個性を与えています。価格の高さは良い素材を集めて丁寧な手作りをし、品質の高さを守るためです。