ロレックス ヨットマスター買取

ヨットマスターは、1992年にロレックス社が製造を開始したモデルです。マリンスポーツを愛する富裕層に好評です。スポーツモデルには珍しく、メンズ・レディース・ボーイズの3種類をラインナップしています。買取市場では、新品も中古品も需要が高いです。そこで、ヨットマスターの人気モデルの魅力と共に、売却時に役立つ情報を厳選しました。  

ロレックス ヨットマスター人気モデルと売却価格について 

ロレックス社のヨットマスターは、ハイエンドのシリーズに位置づけられていて、ラグジュアリーな風合いが大きな魅力の1つとなっています。その知名度は、1999年に発売が始まったRef.16622によって急上昇しました。Ref.16622は、ステンレススチールがケースとブレスレットに用いられていて、実用性に特化しています。その一方では、シルバーを基調とするデザイン、ベゼルディスクに施されたプラチナの装飾が洗練された雰囲気を醸し出しています。2012年に製造が終了するまでの間、人気モデルとしてヨットマスターのブームを牽引し続けました。売却価格は、50万円～70万円前後が相場です。  

Ref.116622は、Ref.16622をブラッシュアップしたモデルです。外観デザインが大きく変化していないものの、ディテールに工夫が加えられています。2012年～2016年に製造されていたシルバーは、2019年時点に生産終了モデルとなっていますが、性能やデザイン性に定評があります。売却価格の変動が少なく、85万～100万円前後で取引されるケースが多いです。  

現行モデルの1つ・ダークロジウムは、ロレックス社が独自開発したプラチナをダイアルに使用した豪華版です。光の当たり方や強さによって、ダイアルの表情が変わります。ヨットマスターの中で最も人気があり、品薄状態の業者が多いです。売却価格の相場は安定していて、80万円～110万円前後です。もう1つのブルーは、ダークロジウムに次いで人気があります。マリンスポーツをイメージした青色のダイアルが印象的です。2017年12月頃から売却価格が上昇し、70万～100万円前後で取引されています。因みに、いずれのモデルも箱と保証書の有無によって、査定額に大きな差が生じやすいです。購入時の付属品が一切ない状態は、マイナス査定をつけられる可能性が高いため、注意しましょう。  

ロレックス ヨットマスターの売り時を間違えないように 

ロレックス社のヨットマスターシリーズは、大幅な値崩れが起きにくいため、資産価値があります。しかし、常に高値で売却できるという保証はありません。誤った方法で保管し続けていれば、劣化が進行し、価値が低くなるでしょう。何年間も使わずに放置している高級腕時計は、直ぐに売却の準備を進めることが望ましいです。大切なコレクションを有効活用しましょう。