ビッククラウンプロパイロット X

オリス ビッククラウンプロパイロット X 腕時計

オリスは1904年、スイス・ヘルシュタインのある閉鎖された時計工場を買い取ることで歴史をスタートさせました。工場の横には「オリス川」という川が流れており、その名前を取って社名を付けたのは有名な話です。オリスは創業から10年足らずで従業員300人を抱える企業となり、確実な成長を進めていきます。そして1938年、オリスの代名詞とも言える腕時計「ビッククラウン」が誕生します。

1910年代からパイロット用の時計を製造してきたオリスは、パイロットが皮手袋を着用したままでも操作がしやすいよう、リューズを通常よりも大きくデザイン。この斬新なデザインこそが、ビッククラウンの名前の由来です。そんなビッククラウンの特徴とプロのパイロット達が求める機能性を併せ持つモデル「ビッククラウンプロパイロット」をベースに、大胆にも内部のムーブメントをスケルトン化したのが「ビッククラウンプロパイロット X」です。チタンで製造された同モデルは軽量で装着感が快適で、スタイリッシュなデザインになっています。

新品 オリス ビッククラウンプロパイロット X 腕時計

オリス ビッククラウンプロパイロット X

機能的な芸術、メインスプリングまでスケルトンなオリス ビッククラウンプロパイロット X

オリスのビッククラウンプロパイロットは、機能的で賛美的なパイロットの為に作られた時計です。そのスケルトンバージョンであるオリスビッグクラウンプロパイロットXとはどんな時計でしょうか。オリスの歴史は古く、1904年に、ポール・カッティンとジョージ・クリスチャンによってスイスのヘルシュタインで、時計工場を買い取り創設されました。「実用的に意味のあるものを作る」という信条でインダストリアルな時計作りをし続けています。スイスの中でも数少ない、遠い昔から使用されてきた機械式時計のメーカーです。独創的なしかけは、内部が秘密とされているものですが、ビッグクラウンプロパイロットXはすみずみまでスケルトンなのです。

オリスビッグクラウンプロパイロットXの見ごたえポイント

オリスは、2014年に創立110周年を記念してキャリパー110を発表しました。キャリパー110は、約10日間という長時間もつパワーリザーブと、ノンリニアパワーリザーブ表示を備えていました。ノンリニアパワーリザーブ表示とは、オリスが特許を取得している残量がわかる仕組みです。その時計をベースとして、全体をスケルトン化されたオリスビッグクラウンプロパイロットXが作られました。

機械式時計のスケルトンタイプは、他にもありますが、メインスプリングは見られないのが大多数です。でも、ビッグクラウンプロパイロットXは、メインスプリングのパワーリザーブの特徴を確かめることが出来ます。パワーの蓄積量によって、表情をかえていきます。通常40時間のパワーリザーブが、ビッグクラウンプロパイロットXでは、240時間もあります。美しいスイス製機械式時計を、余すところなくすみずみまで見られます。

スペックを簡単にご紹介

ビッグクラウンプロパイロットXは、シングルリューズの手巻きムーブメントです。ケース径は44mm、厚さ14mm、ケース素材はマルチピースチタンです。ケースバックは、チタン製でサファイアガラス、シースルーバックになっています。防水性は10気圧です。2万1600振動/時、時計の右側には、特許を取得済みのノンリニアパワーリザーブ表示があります。ブレスレットもマルチピースチタンメタルブレスレット、ホールディングバックルで、マットで渋いグレートーンのチタンで統一されています。傷つきにくく、軽い素材で出来ているので、装用感が良いです。

うっとりするほど精密な機械時計のしかけを手首に

手で巻いた時計が、240時間も動き続ける。その仕掛けを惜しげもなくスケルトンにしている、ビッグクラウンプロパイロットX。思わず時間を忘れてしまうほど、精巧なつくりの時計を手首に巻いていると、誰もが知らず知らずのうちに目を奪われてしまいます。遠い昔から作られてきた機械時計ですが、オリスビッククラウンプロパイロットXのすみずみまでスケルトン化されている様子は、極めて未来的であり、時代を超越する時計だと言えるでしょう。

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