初めて持つならこの1本!5万円以下で購入できるモデル10選

2020年7月3日
初めて持つならこの1本!5万円以下で購入できるモデル10選

腕時計は、持ち主のステータスを示すアイテムといわれています。自分の収入に合わせた腕時計を選ぶことも大切なことです。今回は、人気ブランドの中からエントリーモデルを紹介していきます。この記事を読んでブランドの特徴や性能を理解して、自分の時計選びの参考にしてください。

 

【アメリカンスピリットが込められた ハミルトン3選】

Hamilton Navy H82335131

1892年にアメリカで創業したハミルトンは、鉄道時計や航空時計で多くの人気作品を生産しています。2003年に本社と製造拠点をスイスに移転しました。

ハミルトンの魅力は、スイスブランドにはない独創的なデザインです。ここでは、コストパフォーマンスの高い汎用ムーブメントを取り入れたモデルを紹介していきます。

 

■豊富なデザインと高いコストパフォーマンス!ハミルトンの魅力

ハミルトンは世界初の電池式時計「ベンチュラ」やLED式デジタルウォッチ「パルサー」などを生み出してきました。文字盤からムーブメントが見えるオープンハートなど独走的なデザインも多く見られます。

ハミルトンは、1974年にスウォッチ・グループに加入しました。スウォッチ・グループの価格帯は4段階にわかれますが、ハミルトンは3番目の「ミドルレンジ」になります。価格帯は、数万円のものから20万円以下が主流です。電池で動くクォーツ式は、ETA社の汎用ムーブメントを取り入れています。

 

■カーキ フィールド H68201943

Hamilton H68201943

カーキ フィールド H68201943の仕様:

直径:38mm

ムーブメント:クォーツ(キャリバー F06.111)

防水:10気圧

 

カーキフィールドは、第二次世界大戦中にアメリカ軍が使用した「ハックウォッチ」がもとになっています。

「ハック」とは、秒単位で時間を合わせる機能のことです。言葉の由来は、軍隊などで時間を合わせるときに使用していたかけ声になります。H68201943はブルーの文字盤で、24時間単位で時間が表示されています。ブルーの布製ストラップは、自由に付け替え可能です。

 

■カーキ フィールド H68201063

Hamilton H68201063

カーキ フィールド H68201063の仕様:

直径:38mm

ムーブメント:クォーツ(キャリバー F06.111)

防水:10気圧(100m)

 

H68201063は、グリーンの文字盤で24時間単位の時間表記です。日付表示窓は、3時の位置になります。グリーンとホワイトのNATOストラップは、ミリタリー感を強調しています。NATOストラップは、NATO(北大西洋条約機構)軍が使用した腕時計用のベルトなので汗に強く洗うことも可能です。

 

■ジャズマスター H32411735

Hamilton H32411735

ジャズマスター H32411735の仕様:

直径:38mm

ムーブメント:クォーツ(キャリバー F06.111)

防水:5気圧(50m)

 

ジャズマスターは、音楽のジャズの世界観をイメージして作られたシリーズです。曲線を意識して作られたラウンドケースと豊富なデザインが魅力になります。H32411735は、ブラックの文字盤にシルバーの針とインデックスを組み合わせたモデルです。日付は3時の位置に表示されます。

ストラップは、ブラックのカウレザーです。全体的に落ちついたデザインなので、シーンを選ばずに利用することができます。

 

【シックで落ち着いたデザイン ティソ2選】

Tissot

1853年に創業したティソは、ブランドロゴにスイスの国旗が入っています。ブランドのモットーは「伝統を守りつつ、伝統を打ち破る」です。ティソの中でもT-クラシックは、落ち着いたデザインなので人気も高くなっています。ここでは、ティソの魅力と人気モデルを紹介していきます。

 

■フォーマルなシーンに合わせやすい!ティソの魅力

ティソは、短針・長針の2針モデルと短針・長針・秒針が搭載された3針モデルの製造を中心におこなっています。2針モデルや3針モデルは、トラディショナルウォッチと言われています。フォーマルなシーンでも着けやすいのが特徴です。

ティソは、1985年からスウォッチ・グループに加入しています。担当している価格帯は、3番目のミドルレンジです。動力源は、ETA社の汎用ムーブメントを採用しています。価格が10万円以下なので、スイスの名門ウォッチの中ではリーズナブルな腕時計です。

 

■T-クラシック エブリタイム T109.610.36.051.00

Tissot T109.610.36.051.00

T-クラシック エブリタイム T109.610.36.051.00の仕様:

直径:42mm

ムーブメント:クォーツ(ETA 902.101)

防水:3気圧(30m)

 

2016年に誕生したエブリタイムは、シンプルな見た目と視認性の高さにこだわったシリーズです。フォーマルなシーンでも着けやすいデザインが魅力のひとつになります。T109.610.36.051.00は、ブラックの文字盤にゴールドの針とインデックスを組み合わせたモデルです。ストラップには、ブラックのレザーが使われています。

 

■T-クラシック トラディション T063.610.16.037.00

Tissot T063.610.16.037.00

T-クラシック トラディション T063.610.16.037.00の仕様:

直径:42mm

ムーブメント:クォーツ(キャリバー ETA F06.111)

防水:3気圧(30m)

 

トラディション(tradition)は「伝統」という意味です。シンプルなデザインは、フォーマルなシーンでも合わせやすくなっています。T063.610.16.037.00は、ホワイトの文字盤にシルバーの針とインデックスを組み合わせたモデルです。インデックスは、6時と12時の部分以外は楔形になっています。

 

【丈夫で使いやすい電波時計!カシオ2選】

Casio G-shock GPR-B1000-1JR

カシオは、1946年に日本で創業したメーカーです。1974年に世界で初めてオートカレンダーを搭載した電子腕時計「カシオトロン」を発売しました。カシオには、G-ショックやプロトレックなど過酷な環境でも耐えられるモデルが多いのが特徴です。ここでは、カシオの魅力を紹介していきます。

 

■アウトドアで使いやすい!カシオの魅力

カシオの腕時計の多くは、ソーラー充電や電波受信機能が搭載されています。電波が届く範囲なら自動で時間や日付が修正されるので使いやすいのも魅力のひとつです。G-ショックやプロトレックは、過酷な環境にも耐えられるように作られています。日本国内では、アウトドアウォッチとして知名度が高くなっています。

価格は、数万円から20万円と比較的抑えられています。ケースの素材によって価格が変わるので注意をする必要があります。

 

■G-ショック GST-W300-1AJF

Casio G-Shock GST-W300-1AJF

G-ショック GST-W300-1AJFの仕様:

直径:49.3mm

ムーブメント:ソーラー充電

パワーリザーブ:約7か月(パワーセービング状態の場合は約18か月)

防水:20気圧(200m)

 

G-ショックは、1983年に「落としても壊れない腕時計」として開発されました。衝撃力・遠心力・振動に耐えるトリプルGレジストを備えています。GST-W300-1AJFは、アナログの2針表示にデジタルモニターを組み合わせたモデルです。ブラックのソフトウレタンバンドは、手首にかかる負担を減らします。

 

■プロトレック  PRG-330-1JF

Casio PRG-330-1JF

プロトレック  PRG-330-1JFの仕様:

直径:47.1mm

ムーブメント:ソーラー充電

パワーリザーブ:約8か月(パワーセービング状態の場合約23か月)

防水:10気圧(100m)

 

プロトレックは、1994年にアウトドアを楽しむ人向けに作られました。方位・高度・気圧・温度を計測するトリプルセンサーが搭載されています。PRG-330-1JFは、メタルベゼルと樹脂ケースを組み合わせたモデルです。-10度の低温に耐えられる構造になっています。

方位・気圧・高度・温度は、ワンプッシュで簡単に計測可能です。日の出と日の入りの時刻を表示させることもできます。

 

【数少ない完全マニュファクチュール!セイコー3選】

Seiko SBDC053

セイコーは、1881年に輸入時計を販売する会社として創業しました。1969年に発表した世界初のクォーツ時計は、腕時計の歴史を大きく変えたといわれています。セイコーのムーブメントは、ソーラーの充電や自動巻きなど種類が豊富です。ここでは、コストパフォーマンスの高いセイコーの魅力を紹介していきます。

 

■完全マニュファクチュール!セイコーの魅力

19世紀頃のヨーロッパは、いくつかの会社で腕時計を作るエタブリスール(分業体制)を取り入れているブランドが多くありました。セイコーは、1892年から機械部分からケースまでの工程を自社製造でおこなうことを開始しています。

現在のセイコーは、ヒゲゼンマイを含む全てのパーツを自社製造する完全マニファクチュールです。マニュファクチュールだからできる性能の高さと独自性が魅力のひとつになります。

価格が1万円以下のモデルがあるのも大きな特徴です。自動巻きモデルはパーツ数が多くなるので高価になりますが、セイコーには5万円以下で購入できるモデルも存在します。

 

■プロスペックス  フィールドマスター LOWERCASE Special Edition SBDJ027

Seiko SBDJ027

プロスペックス  フィールドマスター LOWERCASE Special Edition SBDJ027の仕様:

直径:44.5mm

ムーブメント:ソーラー充電

パワーリザーブ:約10か月

防水:20気圧(200m)

 

プロスペックスは「海」「陸」「空」「走」をそれぞれのプロ向けに作られたアウトドアウォッチです。フィールドマスターは、アウトドアを楽しむ人向けに作られました。

LOWERCASE Special Editionは、梶原由景氏が監修したシリーズです。針やインデックスのデザインは、過去のモデルからインスピレーションを受けています。SBDJ027は2017年10月頃に発売したモデルで、ブラックの文字盤と内トンベルトが特徴的です。リューズと日付表示窓が4時の位置についているのも魅力になっています。

 

■プロスペックス  フィールドマスター LOWERCASE プロデュースモデルSBEP003

Seiko SBEP003

プロスペックス  フィールドマスター LOWERCASE プロデュースモデルSBEP003の仕様:

直径:49.5mm

ムーブメント:ソーラー充電

パワーリザーブ:約5か月(パワーセーブ時約20か月)

防水:20気圧(200m)

 

セイコーとLAWERCASEは、2018年にLOWERCASEプロデュースモデルを発表しました。デジタル表記のフォントとベゼルの周りにある外銅プロテクターは、それぞれ過去のモデルからインスピレーションを得ています。SBEP003は、赤と青にカラーリングされた回転ベゼルが特徴的なモデルです。デジタルウォッチですが、文字盤の一番外側に1時間で1周する目盛りがついています。

 

■プレザージュ  SARY125

Seiko SARY125

プレザージュ  SARY125の仕様:

直径:40.5mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 4R35)

パワーリザーブ:約41時間

防水:5気圧(50m)

 

プレサージュは、日本の伝統的な美を多く取り入れたブランドです。琺瑯(ほうろう)・漆・七宝・有田焼の技術を文字盤に取り入れることもあります。プレサージュの中でも「カクテル」は、お酒をイメージした文字盤と浮いたように見える秒針が特徴です。

文字盤を守る部分には、近年多く使用されているサファイアガラスではなくクラシカルな印象が強いボックスガラスを使用しています。SARY125は「スカイダイビング」と呼ばれるカクテルをイメージしたアイスブルーの文字盤が特徴的なモデルです。ケースの裏側は、ムーブメントが動く様子を楽しめます。

 

【まとめ】

今回は、予算5万円以下で購入可能なモデルを中心に紹介しました。搭載されている機能はシンプルなタイプが多いので、初めての腕時計にもオススメできます。腕時計は、ステータスを示すアイテムのひとつになります。自分の生活スタイルに適したブランドの腕時計を選ぶのがポイントです。

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