アナログ時計かデジタル時計か、どれが選ぶ?アナログとデジタルの違い一挙説明!

2019年7月19日
アナログ時計かデジタル時計か、どれが選ぶ?アナログとデジタルの違い一挙説明!

時計はアナログ時計デジタル時計に大きく分けられます。どちらにも長所があり、使用する状況や好みなどによって最適な選択肢は変わっていきます。そこで気になるのは、両者は何が大きく異なるのかということではないでしょうか。もちろん見た目に違いはあるものの、2つの時計は機能や用途からしてまったく異なることが多いです。そこでこの記事では、アナログとデジタル時計の違いを鮮明にし、どちらを選べば良いかを解説していきます。

アナログ時計とデジタル時計は見た目が大きく異なる

アナログ デジタル 違い

時計におけるアナログの意味は、文字盤と指針を使って機械的に時刻を表すということです。対して、デジタルとは液晶を使って電子的に時刻を表示します。アナログとデジタルの違いは見た目からしてはっきりしています。前者は針の位置で時間を知らせる昔ながらの様式で、後者は数字が直接表示されるため時間を間違えづらいのが特徴です。アナログ時計の場合、長針と短針の見間違えや前後1時間を勘違いすることもありますが、デジタル時計ではそのようなミスは起こりにくいです。一方、アナログ式には深い歴史に支えられた、優れたデザインや構造のものがたくさんあります。ものによって何十億円もの価格がつくのはすべてアナログ式の腕時計です。

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こういった性格上、アナログ時計はビジネスシーンやドレスコードのあるイベントなどで着用する機会が多く、後者はプライベートシーンや時間を間違えてはいけない職業についている人などに好まれます。ただ、アナログはフォーマル、デジタルはカジュアルというイメージはあるものの、デザインやブランドによっては必ずしもそうではないことにも留意しておきましょう。

アナログ時計は伝統的には機械構造をとる

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腕時計には機械式とクォーツ式があります。機械式はゼンマイを巻いて動かすのが特徴で、クォーツ式は水晶と電池を使うことで動かしています。腕時計は19世紀に誕生したものの、機械式の時計はすでに14世紀に生まれており、時計としては一般的な構造です。逆に、クォーツの誕生は19世紀と歴史が浅く、時計構造においては最先端といえるでしょう。そのため、アナログ式腕時計は伝統的に機械構造を有しているものが多くあります。ただし、すべてのアナログ時計が機械式というわけではありません。

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クォーツ式のほうが安価に製造ができることから、むしろアナログ式であっても電池を入れて動かすタイプが多く市場に出回っています。機械式時計は構造が複雑なものが多く、しばしば時計職人がハンドメイドで作ることもあります。そのため、市場価値が下落しにくいというメリットがある一方で、ものによっては高額になりやすいのが難点です。また、機械式は定期的にゼンマイを巻かないと針が止まるという特徴もあります。利便性を考えるとクォーツ式に軍配が上がりそうですが、機械式腕時計には使い勝手以上の魅力があるため、今でも高い人気を誇っています。

デジタル時計は基本的にクォーツ式

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デジタル時計の多くは電子構造をとっており、時刻をディスプレイに表示します。腕時計のなかには水晶のほか基盤やコイルが入っており、シンプルな中身をしています。しかし、機械式のデジタル腕時計もあるので、すべてのデジタル時計がクォーツ式というわけではありません。ただ、こちらはLED光を使って液晶ディスプレイに数字を表示させるようなものではなく、数字のディスクが時間とともに回転するスイープ式をとることが一般的です。機械式で完全にデジタル腕時計を製造する技術は確立していないので、デジタル時計の多くはクォーツ式と考えて良いでしょう。

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電子構造で動く時計はゼンマイを巻く必要がないため、電池の寿命分だけメンテナンスをする必要がなく手間がかかりません。ただし、デジタル時計はアナログ式に比べて機能が多く、バックライトやストップウォッチといったものがついていることが珍しくないのです。そのため、電池の消費量が大きくなりがちで、クォーツ式のアナログ時計よりも電池の寿命が早くくることが多いです。電池交換の頻度を抑えたい場合は、ソーラーなど充電式の構造を備えているものを選ぶことができます。

アナログとデジタルはどっちを選ぶべき?

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腕時計選びで大切なのは、用途を明確にし、それにあうものを使い分けることです。腕時計は何本持っていても困るものではなく、むしろ複数所有していたほうがシーンごとの使い勝手が良いので、いくつも持つことをおすすめします。基本的に機械式時計は趣味性が高く、ここぞというときに着用したいものです。ビジネス用にアナログ腕時計の購入を考えている場合、クォーツ式のほうが利便性が高いかもしれません。ただ、機械式の腕時計をつけたほうが相手との会話が弾むということもあるので、職種や業種、職業上の立場などをよく考えて決めることがポイントです。

腕時計は奥が深い!選ぶときは慎重に

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アナログ時計にもデジタル時計にも一長一短があります。アナログ式は基本的に時間を知ることに重点を置いていますが、デジタル式には多様な機能がついていることも多いです。それぞれの特徴や使用するシーンを理解して、最適なものを選ぶことが求められます。また、文字盤以外に、時計を選ぶ際は構造的な違いに注目することがポイントです。長くつきあえるパートナーを見つけて、ビジネスやプライベートをますます充実させていきましょう。

 

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