豊富な種類に注目!ブライトリングの魅力をシリーズ別に徹底解説!

2021年12月13日
豊富な種類に注目!ブライトリングの魅力をシリーズ別に徹底解説!

ブライトリングは、1884年にスイスのサンティミエで創業しました。創業当初からパイロットウォッチに力をいれています。

「時計ではない、計器であることをモットーに時計を製造しているブライトリングは、多くの腕度計でズレが少ないことを証明する「クロノメーター」の認証を受けています。今回は、無骨なデザインが魅力的なブライトリングの注目モデルをシリーズ別に紹介していきます。

【ブライトリングの代表シリーズ!ブライトリング ナビタイマー3選】

ブライトリングは1940年代に世界で初めて回転計算尺を搭載した腕時計を発表しました。ナビタイマーは、1952年に登場したパイロット向けのクロノグラフです。

ナビタイマーは、2018年に航空用回転計算尺を搭載していないアビエーター8が登場しました。ここでは、ブライトリング ナビタイマーの特徴的なモデルを紹介していきます。

■ブライトリングらしさが楽しめる!ナビタイマーの魅力

1952年に登場したナビタイマーは、世界パイロット協会AOPAの公式時計に認定されました。航空用回転計算尺を搭載したナビタイマーは、「時計ではない、計器である」というキャッチコピーが似合うデザインになっています。

現在ナビタイマーの中には、航空用回転計算尺やクロノグラフ機能がされていないモデルも多くあります。豊富なデザインと機能性の高さが魅力のひとつです。

■ナビタイマー B3 クロノグラフ ラトラパンテ45 AB0311211G1P1

ナビタイマー B3 クロノグラフ ラトラパンテ45 AB0311211G1P1の仕様:

直径:45mm

ケースの厚さ:15.5mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバーB03)

パワーリザーブ:約70時間

防水:3気圧(30m)

ホワイトの文字盤にブラックのカウンターを組み合わせたモデルです。文字盤の一番外側には、速度や燃費の計算や単位変換に便利な航空用回転計算尺が付いています。

クロノグラフ機能は4分の1秒単位で12時間まで計測可能です。普通のクロノグラフ針の他に、スプリットセコンド針(ラトラパンテ)が付いているのも特徴になります。

ラトラパンテは、通常のクロノグラフ針が動いている間も10時の位置に付いたボタンを押せばラトラパンテだけ止めることができます。2つの異なる時間を秒単位で計測できるようになっています。

■ナビタイマー1 クロノグラフ GMT46 A2432212/C651/101X/A20BA.1

 

ナビタイマー1 クロノグラフ GMT46 A2432212/C651/101X/A20BA.1の仕様:

直径:46mm

ケースの厚さ:15.5mm

ムーブメント:自動巻き

防水:3気圧(30m)

ナビタイマー1は2018年に登場したシリーズで、クロノグラフ機能はついていません。1952年に登場した初代ナビタイマーのデザインを取り入れています。

ブルーの文字盤にホワイトの針を組み合わせたモデルです。文字盤の一番外側には、航空用回転計算尺がついています。

日付表示窓は3時の位置です。黄色のアラビア数字のインデックスで、第二時間帯の時刻を知ることができます。

■ナビタイマー オートマチック38 A17325241B1P1

 

ナビタイマー オートマチック38 A17325241B1P1の仕様:

直径:38mm

ケースの厚さ:9.9mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー17)

パワーリザーブ:約38時間

防水:3気圧(30m)

ブラックの文字盤にホワイトの針とインデックスを組み合わせたモデルです。日付表示窓は、6時の位置に付いています。

文字盤の一番外側に付いているのは、航空用回転計算尺です。ビーズ上の飾りがついたベゼルは、上品な印象を与えます。

【ブライトリングの原点 クロノマット2選】

クロノマットは、1984年に登場したシリーズです。イタリア空軍の公式アクロバット飛行チーム「フレッチェトリコローリ」の公式クロノグラフに採用されています。

クロノマットは、デザインの種類が豊富なところも魅力のひとつです。ここでは、TWCが注目するモデルを紹介していきます。

■デザインは様々 クロノマットの魅力

ブライトリングが1940年代に世界で初めて回転計算尺を導入したのは、クロノマットでした。クロノマットが市場に登場するのは、1984年にイタリア空軍の公式アクロバット飛行チームが公式クロノグラフに採用してからになります。

ブライトリングクロノマットは、過去に何度か大きなモデルチェンジを経験してきました。年代によって違うデザインを楽しむことができるのもクロノマットの魅力です。

例えば2000年以前のモデルは、ルーローブレスレットと呼ばれる筒状のコマをつなげたブレスレットが主流でした。2000年以降は、コマが横に5つ並んだ5連リンク等を取り入れています。

■クロノマット44 GMT AB042011/Q589

 

クロノマット44 GMT AB042011/Q589の仕様:

直径:44mm

ケースの厚さ:16.9mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバーB04)

パワーリザーブ:約70時間

防水:20気圧(200m)

ブラウンの文字盤にシルバーのケースとブレスレットを組み合わせたモデルです。インデックスの外側には、24時間表記のアラビア数字がついています。

文字盤の一番外側に付いているのは、速度計測に便利なタキメーターです。クロノグラフ機能は、12時間まで計測できます。

ベゼルに搭載されているのは、第二時間帯を表示するGMT機能です。独特の形をしたリューズが、クラシカルな印象を与えます。

■クロノマット B01 42 ベントレー AB01343A1L1A1

 

クロノマット B01 42 ベントレー AB01343A1L1A1の仕様:

直径:42mm

ケースの厚さ:15.1mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバーB01)

パワーリザーブ:約70時間

防水:20気圧(200m)

グリーンの文字盤が印象的なモデルです。イギリスの高級車ブランドであるベントレーをイメージしています。

クロノグラフ機能がついており、4分の1秒単位で12時間まで計測可能です。逆回転防止ベゼルには、4か所に取り外し可能なライダータブがついています。

【陸をイメージしたレーシングウォッチ ベントレー2選】

ベントレーは、イギリスの高級車ブランドで有名なベントレーのデザインを取り入れたシリーズです。ダイヤをイメージしたベゼルや速度計測に便利なタキメーターなどが特徴になります。

ベントレーは、限定モデルの多いシリーズです。ここでは、ベントレーの中でも、TWCがオススメするモデルを紹介していきます。

■ブライトリングの中でも珍しい?ベントレーの魅力

ベントレーは、ブライトリングでは珍しい「陸」をテーマにしたシリーズです。速度計測に使用するタキメーターを取り入れたレーシングウォッチになります。

ベントレーには、第二時間帯を表示するGMT機能を搭載したモデルも多くあります。都市名も表示されているのは、ベントレーの特徴のひとつです。

■ベントレー EB043335-BD78

 

ベントレー EB043335-BD78の仕様:

直径:45mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバーB04)

パワーリザーブ:約70時間

防水:10気圧(100m)

軽くて金属アレルギーを起こしにくいチタニウム製のケースに、ブラックのラバーストラップを組み合わせたモデルです。文字盤の外側には、第二時間帯を表示するGMT機能がついています。

文字盤の一番外側に表記しているのは都市名です。日付表示窓は、4時と5時の間についています。

■ベントレー B05 ユニトレー AB0521U0/A755

 

ベントレー B05 ユニトレー AB0521U0/A755の仕様:

直径:49mm

ムーブメント:自動巻き

パワーリザーブ:約70時間

防水:10気圧(100m)

ケース、ブレスレット、文字盤がホワイトで統一されたモデルです。文字盤上に大きく描かれた地球のイラストがアクセントになっています。

文字盤の外側に付いているのは、第二時間帯を表示するGMT機能と都市名です。文字盤上には、クロノグラフ機能で使用する30分積算計と12時間積算計がついています。

【ブライトリングのダイバーズウォッチ スーパーオーシャン3選】

スーパーオーシャンは、1957年に登場したブライトリングダイバーズウォッチです。1957年に登場した頃から20気圧防水を備えている数少ないモデルになります。 

スーパーオーシャンは、モデルチェンジも多くデザインの種類も豊富です。今回は、その中でも特に初代モデルの影響を受けて誕生したモデルを紹介します。

■革新的なデザインと過去の名作!スーパーオーシャンの魅力

スーパーオーシャンは、1957年に登場したときには20気圧防水に視認性の高い文字盤を備えていました。1959年には、クロノグラフ機能を搭載したモデルも発表しています。

スーパーオーシャンは、1957年発売当時のデザインを取り入れたヘリテージシリーズも人気が高いです。他のブランドにはない独自のデザインを楽しめます。

■スーパーオーシャン ヘリテージ’57 A10370121B1X2

 

スーパーオーシャン ヘリテージ’57 A10370121B1X2の仕様:

直径:42mm

ケースの厚さ:9.9mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバーB10)

パワーリザーブ:約42時間

防水:10気圧(100m)

1957年に登場したモデルの影響を受けて2020年頃に登場したモデルです。ブラックで統一したデザインになっています。

文字盤の外側に付いた両方向回転ベゼルは、ステンレススチールとセラミックを組み合わせたものです。ブラックの文字盤には、蛍光塗料を施した大きなインデックスが付いています。

■スーパーオーシャン ヘリテージ’57 アウターノウン リミテッドエディション

U103701A1Q1W1

 

スーパーオーシャン ヘリテージ’57 アウターノウン リミテッドエディション

U103701A1Q1W1の仕様:

直径:42mm

ケースの厚さ:9.9mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバーB10)

パワーリザーブ:約42時間

防水:10気圧(100m)

1957年に登場したスーパーオーシャンのモデルをイメージしたモデルです。プロサーファーのケリー・スレーターがかかわっているサーフウェアブランドとの共同デザインになります。

文字盤はブラウンで針とインデックスは、ゴールドカラーです。両方向回転ベゼルには、セラミックを使用しています。

ブラウンのストラップは、海から引きあげた漁網などのナイロン廃棄物から作ったものです。500本限定の貴重なモデルになります。

■スーパーオーシャン ヘリテージ クロノグラフ44 A13313161C1S1

 

スーパーオーシャン ヘリテージ クロノグラフ44 A13313161C1S1の仕様:

直径:44mm

ケースの厚さ:15.6mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバーB13)

パワーリザーブ:約48時間

防水:20気圧(200m)

1950年代に登場したスーパーオーシャンをイメージして作られたモデルです。ブルーの文字盤は海を連想させます。

クロノグラフ機能がついており、4分の1秒単位で12時間まで時間の計測が可能です。日付と曜日は、3時の位置に表示されます。

【まとめ】

今回はブライトリングで注目してほしいモデルを紹介しました。ブライトリングは「時計ではない、計器である」をモットーに時計を生み出しています。

ブライトリングは、専門的な機能に特化したモデルが多いのが特徴です。計器さながらの高い精度と豊富なデザインがブライトリングの魅力になります。

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