古き良さと新技術!カルティエ サントスの腕時計オススメ8選!

2020年7月29日
古き良さと新技術!カルティエ サントスの腕時計オススメ8選!

フランスで創業したカルティエは、多くのジュエリーや腕時計を手がけています。カルティエの腕時計の人気シリーズには、サントスがあります。サントスには、多くのモデルが存在します。今回は、サントスの魅力と人気モデルを紹介していきます。

 

【カルティエのサントスが持つ他にはない魅力と特徴】

出典:カルティエ オフィシャル

 

宝飾品ブランドとして誕生したカルティエは、20世紀初頭にサントスを開発しました。サントスは、世界でも初期の腕時計と言われています。ここでは、カルティエとサントスの歴史と魅力を説明します。他のブランドにはない魅力に注目してください。

 

■カルティエはどんなブランド?歴史と魅力

出典:カルティエ オフィシャル

 

 

カルティエは、1847年にフランスのパリで創業したブランドです。当初は、ジュエリーを中心に扱っていました。創業者のルイ=フランソワ・カルティが作り出す宝飾品は、王侯貴族の間で人気を呼びます。フランス国宝エドワード7世は、ルイ=フランソワ・カルティエのことを「王の宝石商、宝石商の王」と称えました。

カルティエの魅力のひとつにケースのデザイン性があります。戦車をイメージした「タンク」や風船をイメージした「バロン」などがあります。カルティエのモデルは、ローマ数字のインデックスにリーフ型の青い針を組み合わせるのが一般的です。幾何学模様を中心にしたアールデコ様式は、落ち着いた印象を与えます。

 

■サントスが時計の歴史を変えた!誕生の物語

20世紀の初め頃は、懐中時計が主流でした。女性が装飾品としてドレスウォッチを身につけることはありましたが、男性向けの腕時計は殆どなかったようです。あるときブラジル出身貴族のアルベルト・サントス=デュモンは、カルティエ3代目のルイ・カルティエに新しい時計の製作を依頼しました。依頼の内容は、飛行機の操縦をしながら時間の確認ができる時計が欲しいというものです。アルベルト・サントス=デュモンの要望に応じて1904年に誕生したのが「サントス」です。スクエア型のケースとストラップを固定するためにラグがついています。サントスは、1911年に市販化してカルティエの代表的なモデルのひとつになりました。サントスは、世界初の腕時計という説もあります。

 

■スポーティとエレガントを併せ持つ!サントスの特徴

サントスの特徴は、丸みをおびた正方形のケースです。サントスが登場した20世紀はじめは、期中時計のように丸い時計が主流でした。ベゼルに「ビス」が留められているのも特徴のひとつです。飛行機のネジをイメージしていると言われています。青焼きの針とローマ数字のインデックスは、20世紀序盤に登場したサントスのモデルで採用されていました。レイルウェイの分目盛りもカルティエならではのデザインです。サントスは、1978年にスポーティなデザインへと大きく変わりました。7角形のリューズとスピネルの飾りも1978年以降多くのサントスで採用しています。

 

【ブレスレットに最新技術!サントスドゥカルティエ5選】

サントスドゥカルティエは、2018年に誕生した派生シリーズです。日付表示機能がない「MM」と6時の位置に日付表示窓がついた「LM」の2種類があります。サントスドゥカルティエは、ベゼルのデザインが変わった他に新しい技術も導入されました。ここでは、サントスドゥカルティエの人気モデルを紹介していきます。

 

■ブレスレットに注目!クイックスイッチとスマートリンク

サントスドゥカルティエは、ケースとベゼルのデザインが他のサントスと異なります。少し角がくぼんでいるのが特徴です。2018年に登場したサントスドゥカルティエには、2つの新機能が搭載されました。ステンレススチール製のブレスレットとカーフスキンのストラップが最初からついています。

「クイックスクラッチ」は、工具を使わずにストラップを簡単に付け変えられる仕組みです。ケースとストラップのつながっている部分を押すだけで簡単にはずすことができます。「スマートリンク」は、工具を使わずにステンレススチール製のブレスレットの長さを変える技術です。コマ調整用のボタンを押すだけで簡単にコマ同士をつなげるピンを飛び出させることができます。

 

■サントスドゥカルティエウォッチ MM W2SA0007

Cartier W2SA0007

サントスドゥカルティエウォッチ MM W2SA0007の仕様:

ケースサイズ:35.1mm

ケースの厚さ:8.83mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 1847MC)

パワーリザーブ:約42時間

防水:10気圧(100m)

 

W2SA0007は、2018年頃に発売しました。18Kゴールドのベゼルとステンレススチール製のケースを組み合わせています。ストラップは、ステンレススチール製のブレスレットとカーフスキンストラップの2種類です。ブレスレットの「ビス」部分は金色になっています。

 

■サントスドゥカルティエウォッチ MM WSSA0010

Cartier WSSA0010

サントスドゥカルティエウォッチ MM WSSA0010の仕様:

直径:35.1mm

ケースの厚さ:8.83mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 1847MC)

パワーリザーブ:約42時間

防水:10気圧(100m)

 

WSSA0010は、2018年頃に登場した3針モデルです。ホワイトの文字盤にブルースチールの針を組み合わせています。ベゼルとケースは、ステンレススチール製です。ステンレススチール製のブレスレットとカーフスキンのストラップがついています。

 

■サントスドゥカルティエウォッチ LM W2SA0006

Cartier W2SA0006

サントスドゥカルティエウォッチ LM W2SA0006の仕様:

ケースサイズ:39.8mm

ケースの厚さ:9.08mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 1847MC)

パワーリザーブ:約42時間

防水:10気圧(100m)

 

2018年頃に作られたモデルです。ステンレススチールのケースに18Kイエローゴールドのベゼルを組み合わせています。ステンレススチール製のブレスレットのビスの部分に使っているのも18Kイエローゴールドです。6時の位置には、日付が表示されます。

 

■サントスドゥカルティエウォッチ LM WSSA0009

Cartier WSSA0009

サントスドゥカルティエウォッチ LM WSSA0009の仕様:

直径:39.8mm

ケースの厚さ:9.08mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 1847MC)

パワーリザーブ:約42時間

防水:10気圧(100m)

 

2018年頃に登場したモデルです。シルバーの文字盤にブルースチールの針を組み合わせています。ストラップは、ステンレススチール製のブレスレットとブラウンのカーフスキンの2種類です。ストラップとブレスレットは、簡単に付け替えることができます。

 

■サントスドゥカルティエウォッチ LM WSSA0013

Cartier WSSA0013

サントスドゥカルティエウォッチ LM WSSA0013の仕様:

ケースサイズ:39.8mm

ケースの厚さ:9.08mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 1847MC)

パワーリザーブ:約42時間

防水:10気圧(100m)

 

2019年頃に登場したモデルです。ブルーの文字盤にホワイトの針とインデックスを組み合わせています。ストラップは、ステンレススチール製のブレスレットとネイビーブルーのカーフスキンストラップの2種類です。ステンレススチール製のブレスレットには、ビスがついています。

 

【過去のデザインも活かして!サントス100ウォッチとサントスデュモン】

サントス100は、2004年にサントス発売100周年を記念して作られたモデルです。他のサントスシリーズよりケースに厚みがあります。サントスデュモンは、革ベルトと薄いケースが特徴的なシリーズです。ここでは、サントス100ウォッチとサントスデュモンの人気モデルを紹介していきます。

 

■サントス100ウォッチ MM W20126X8

Cartier W20126X8

サントス100ウォッチ MM W20126X8の仕様:

ケースサイズ:44.2mm×35.6mm

ケースの厚さ:10.7mm

ムーブメント:自動巻き

防水:10気圧(100m)

 

2007年頃に登場したモデルです。他のサントスシリーズと異なり、針には蛍光塗料が塗ってあります。MM W20126X8の特徴は、7ヵ所をビス留めしてあるベゼルです。ダイアルやケースは、丸みを帯びています。先端にスピネルがついたリューズは七角形です。ピンクのアリゲーターストラップが、華やかな印象を与えます。

 

■サントス100ウォッチ MM W20106X8

Cartier W20106X8

サントス100ウォッチ MM W20106X8の仕様:

ケースサイズ:44.2mm×35.6mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 076)

防水:10気圧(100m)

 

2008年頃に登場したモデルです。シルバーの文字盤にブラックで縁取りされた針を組み合わせたデザインとなっています。針に塗ってあるのは、暗い所で光る塗料です。ストラップには、ブラックのアリゲーターレザーを使用しています。

 

■サントスデュモン LM W2SA0011

Cartier W2SA0011

サントスデュモン LM W2SA0011の仕様:

ケースサイズ:43.5mm×31.4mm

ケースの厚さ:7.3mm

ムーブメント:クォーツ

防水:3気圧(30m)

 

サントスデュモンは、薄いケースと革のベルトが特徴的なシリーズです。初代サントスのデザインを取り入れています。W2SA0011は、2019年に登場した2針モデルです。シルバーの文字盤には、光の当たる角度で色合いが変わるサンレイ装飾を施しています。ベゼルは、18Kピンクゴールド製です。リューズにはパール状の飾りがついているので、華やかな印象を与えます。サントスは、これまで機械式ムーブメントを採用していました。2019年に登場したモデルから、電池で動くクォーツ式を採用しています。

 

【まとめ】

今回は、サントスの魅力と人気モデルを紹介しました。スクエアケースにローマ数字といった基本的なデザインは変わりませんが、ケースの形などがシリーズによって細かく変わっています。サントスは、スポーティな雰囲気と落ちついた印象を併せもったシリーズです。様々なシーンであわせやすいので、自分の生活スタイルに合った物を選ぶことをオススメします。

 

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