L.U.C.

ショパール L.U.C. 腕時計

ショパールはスイスの腕時計産業において、飛躍的な発展を遂げました。創造性と先進的テクノロジー併せ持った同ブランドは、常に最善を追い求める職人技によって支えられています。家族経営の完全独立型企業として技術を磨いており、カール・ショイフレ夫妻の情熱がショパールを現在の地位まで高めたと言えます。1976年発表のハッピーダイヤモンドは、同ブランドの成功のキッカケになりました。

そして、1996年に自社製ムーブメントのL.U.C1.96を完成させます。ショパールL.U.Cのムーブメントにはマイクロメーターが搭載されたほか、ラチェット式自動巻きという挑戦的な設計になっていました。それでも卓越した収納技巧により、高い完成度となっています。

ショパールL.U.Cのムーブメントは、入念な仕上げが施されており、一層魅力的な雰囲気が漂っています。地板には緻密なベルラージュが施され、手作業ならではの味わいがあります。L.U.C1.96以降のショパールは、傑作である同モデルをベースに作られます。ケースのエッジを立てずに、サイドが膨らむ現代モデルは1.96の名残と言えます。ベゼルもダイヤカットされず、丸みを帯びた造形が保たれています。こうしたケースの製造が可能となるのも、ジュネーブの自社工場で製造されてるからです。創業者のショイフレは、細部に至るまで最良を求めていました。

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自社ムーブメントを活用したショパールの腕時計「L.U.C」の特徴

歴史

ショパールが腕時計ブランドとして広く知られるようになったのは1970年代、代表作ともいえる「ハッピーダイヤモンド」の発売がきっかけとされています。その後さまざまなブランド展開を続けていきますが、さらに躍進のきっかけとなったのが1996年、自社ムーブメントの開発・製造に成功したことです。

この第一号の完全自社ムーブメントが「L.U.C 1.96」で、非常に優れた性能からたちまち時計業界で高い評価を受けました。その後この自社ムーブメント「L.U.C」を搭載したシリーズ「L.U.C」を展開しており、ハッピーダイヤモンドなどの他のシリーズとはまた違ったショパールならではの魅力を発揮しています。

特徴

このような歴史と経緯があることから最大の特徴はやはり自社ムーブメントにあります。先ほど触れた第一号の「L.U.C 1.96」はパワーリザーブが約65時間、さらに品質の保証となるジュネーブシールとCOSCクロノメーター両方の認定を受けるなど、第一号からして高性能・高品質を実現したものでした。現在でもこの高品質・高性能は堅持されつつさらに進歩を続けており、手巻きムーブメントで約9日も持続する「L.U.C 1.98クアトロ」などを発表しています。

一方シリーズのデザインはショパールの腕時計の中ではかなりシンプルなものが多くなっており、大人の男性に適したものが多いのが特徴として挙げられます。一方、ショパールらしい高度な技術と洗練されたイメージを両立させたデザインのものもあり、「L.U.C」のシリーズのもとで多彩なデザインがラインナップされています。ですから「L.U.C」の製品を探す場合にはまずどんなデザインの選択肢があるのか、情報収集からしっかり行うことが求められるでしょう。

代表的な時計

代表的な時計では高い品質を備えていなければ認められない「フェアマインド」の認証を受けた「L.U.Cフルストライク」がまず挙げられます。外枠がオーソドックス、文字盤は凝ったデザインというバランスの妙味も魅力です。一方シンプルさが魅力なのが「L.U.Cクアトロ」。あまり凝ったデザインは好まない人に向いているでしょう。

価格帯

自社ムーブメントを採用していることもあり価格帯はショパールのシリーズの中でももっとも高い部類に属しています。たとえば18kローズゴールドとダイヤモンドを盛り込むなどショパールらしさを全面に押し出した「L.U.C XPエスプリ ド フリリエ・ピオニー」は1200万円という高い価格設定になっています。そこまで行かなくても50万円台~100万円程度が多く、本格的な高級腕時計を目指している向けのシリーズとなっています。

本物を求める高級志向の人向け

このようにムーブメントの部分にもショパールの優れた技術が取り入れられているのがこのシリーズの特徴です。高級腕時計の愛好家、本物を求める人向けのデザインとなるでしょう。

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